あとがき

 その後、ニュージーランドから戻った私たちは、かねてから計画していたフライフィッシングショップをオープンした。
名前は鳥のFantailからもらい、楽しいという意味をこめてFuntailにした。

 グラハムとはあれ以来、毎年のようにお宅にお邪魔し、一緒に釣りに出かけている。
相変わらず、グラハムには学ぶところが多いので、未だに会うたびに感心している。
何度か会ううちに知ったことなのだが、トンガリロで私たちと偶然出会った時、グラハムは55才、リタイアして本格的にツランギに移り住んだばかりだった。
それまでは、サマーハウスとして休暇の際に訪れていたらしい。
なので、TVが新品で買ったばかりなのであった。
 グラハムの家は、「フィッシングロッジだよ」と本人が言っていたとうり、毎年100人近い友人が訪れている。
その名も「ツランギ ヒルトン」。
私たちも、そこにお邪魔するようになり、その居心地の良さに毎回、帰りたくないと思うものだ。


 グラハム氏の近況については、2001年7月オーシャンライフ発行「フライ&ウォーターズN0.5」の「New Zealand, Graham Hamilton's Fly Fishing Life」に掲載。
グラハムの優雅な日常生活を紹介しています。
最近では、トンガリロリバーのハッチェリー(養魚研究所)のビジターセンター建設委員長に就任し、多忙な日々を送っています。
ツランギに暮らして9年余り、今ではすっかり地元の釣り人として顔が広くなっていて、釣り場やショップでもよく知られた人に。
ファンテイルHPのフィールドノートでも、毎年6〜8月の記事にニュージーランドでのグラハムとの釣りが掲載されています。

 当時、フィッシングガイドをしておられたカンジ氏こと斉藤完治氏は、現在はニュージーランドでライターとして活躍しておられます。
 コーゾー氏はその後、ロトルア、ムルパラでフィッシングガイドをした後、現在は広島でカメラマンとして活躍中です。


2002年10月

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