![]() トンガリロリバーのリードプール |
2009/8/9(日)〜22(土) |
![]() Grahamおじさん宅。ボートも車も車庫におさまる。 |
自宅を出てからほぼ丸2日間かかって、ようやくステイ先のGraham宅にたどり着いた。 思い起こせば15年前、初めて訪れたここツランギを流れるトンガリロリバーの河原で、Grahamおじさんに「釣れたのか?」と声を掛けられて以来のお付き合いだ。 あれ以来、すっかりトンガリロやレイクタウポでの釣り、ニュージーランドの居心地の良さに魅了され、通い続けることに。なかなか一筋縄ではいかないところが、次こそはいい釣りを、、、と病み付きになってしまうのだ。もちろん、尊敬すべき釣り人Grahamおじさんと一緒に釣りができることが、楽しみのひとつでもある。 |
![]() フィッシングライセンスの裏面。レイクタウポに注ぐほとんどの川で釣りができる。 |
ミルクティーをいただいて、落ち着いた後、ツランギ ビジターセンターでフィッシングライセンスを購入。 レイクタウポと、そこに注ぐ15本もの川で釣りができる1日券$16、1週間券$36、1年券$85。今回は、10日間の滞在なので1年券を購入。2010年6月末まで使用できる。。。。(また来なくっちゃ!) 1日3匹までキープでき、40cm未満の魚はリリースしなければならない。 N.Z.ではトラウト(鱒類)の売買が法律で禁止されているので、鱒は釣らないと食べられない。良いサイズが釣れると、タウポエリアではほとんどの人がキープしている。パンパンに太った産卵期の魚は、鮭の身のように美味しいのだ。 |
![]() Grahamが釣って、自宅で薫製にしたスモークトラウトのカナッペ。 |
先々週に降り続いた雨で、魚は一気に湖のインレット(川の流れ込み)に集まり、遡上。先週は、湖、川ともよく釣れていたらしい。Grahamは、湖のインレットで4日間で22匹釣り、そのうちの11匹をキープ。昨日、6匹を自宅のスモーカーで薫製にしたそうだ。 |
| 8.11. 火 釣り1日目 曇り 気温3〜10℃ 寒っ。 朝7時半までぐっすりと寝て、お茶を飲み、ポリッジ(オートミールをお粥状に煮たもの)で朝食。 すぐにボートを引いて、レイクタウポに出陣。 トンガリロリバーのインレット(リバーマウス、河口の意味)、通称「デルタ」のメインマウスに向かうも、湖面は白波が立っていて風が強そうだ。 手前のファーストマウスの駆け上がりにボートを留めるが、川からの流れがほとんど無く、水が動いていない。あきらめて、発電所からの放水が駆け上がりを作っている通称「ホール(穴)」に移動。 ボートからキャストして、ちょうど15〜10m付近の駆け上がりを狙える位置にアンカーを降ろす。この位置決めが、ここの釣りでの釣果を決める重要なポイント。Grahamは、今年に入って初めてのホールでの釣りだそうだ。ホールよりも、新鮮な水がじゃんじゃん流れ込むデルタのほうが、第一級ポイントなのだ。 |
![]() レイクタウポのボートランプ。ここを使用するには、ライセンスが必要。 |
| 9ft #8ロッドに、シューティングラインのシンキング9番タイプ4 というタックルシステム。ティペット0Xを1.5mほど直結し、強力な浮力のグローバグを結ぶ。そのフックにさらに30cmほどティペットを結び、白いブービーフライをつける。 速く沈むシンキングラインでフライを沈め、藻の上をずりずりとゆっくり引いてくる。水底には藻が生い茂り、エビやカニなどの甲殻類や、ワカサギに似た小魚「スメルト」をトラウトたちは食べているのだ。 フライを思い切り遠くまでキャストして、待つこと3分。ようやくフライが水底にたどり着く。それから、ゆっくりとラインをリトリーブしてくる。 |
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| Grahamがファーストキャスト。背が高いこともあるけれど、おじさんのキャストは驚くほど遠くまで飛んで行く。3人で順番にキャストし、フライを沈める。 早速Grahamにヒット。さすがレイクタウポのマスターだ。ロッドはぐんぐんとしなっているが、寄せてくると40cmぐらいのレインボウだったので、ランディングネットは使わずに、水の中で魚の口からフックをはずしてリリース。小さいとはいえ、銀ぴかで丸々太ってるし、芦ノ湖あたりなら立派なサイズ。やっぱり、スケールが違うのだった。 |
![]() Grahamおじさん。釣りがめちゃ上手い。1年のほぼ半分は釣りしてる。 |
| いいなあ、、、。と思いながら、ラインをゆっくりとリトリーブしていると、くっと重くなるアタリ。すかさずロッドを立て、ラインを思い切り引っ張ってフッキングさせる。8番のロッドがぐいぐいとしなった。 きゃほー。よしよし、順調に最初の一匹だ。ラインをリールにぐりぐりと巻いて寄せてくると、思った以上に立派な銀ぴかレインボウだった。まるでアトランティックサーモンみたいな魚体(釣ったこと無いけど)。これはしっかりとキープ。今晩のお刺身用だ。 よし、よし、出足好調。。。今回はバンバンつれるかな。と期待したのもつかの間、店主はぽけっとしていて、せっかくのアタリを取り逃がす。ラインを沈めているうちに、竿先がつんつんと動いていたのに、見ていなかったのだ。 その後、店主と私に1回づつアタリがあったが、フッキングせず。 午後1時まで釣って、ランチに戻った。 |
![]() 産卵を控え、パンパンに太った銀ぴかレインボウ |
![]() トンガリロの川沿いには、釣り場にアクセスする小道がついている。 |
ランチは、フランスパンに昨夜の残りのチキンキャセロールをのせて。美味っ。 週末に向けて天気が崩れる予報だというので、「釣れる時に釣っておこう」ということで、午後はトンガリロリバーへ。 |
![]() 釣り人用の道を示す看板。車の中には、何も残すな!という看板も。車上荒らし防止のため。 |
みなで公平に釣りができるように、ルールが決められている。ウェットを流す場合は、先に入った人より上流にはいる。ニンフの場合は逆。要するに、先に入った人の釣った後を釣る。 |
![]() ブループール。広く、長い流れが続く。 |
ブループールに向かう途中の、レッドハットブリッジのパーキングには10台ほどの車が止まっていた。ブループールには3台、あまり釣り人はいないようだ。プールのかなり下流部で3人ほどニンフを流していたので、上流からウェットを流す。 ウェットのシステムは、湖とおなじく9ft #8ロッドに、シューティングラインのシンキング9番タイプ4。そこに1.5mほど1Xのティペットを直結、サーモンフック#6に巻いたオリーブのウーリーバガーを結ぶ。 対岸に向けてキャストし、ラインを出しながら流れにまかせる。ラインとフライは流れながら沈んでいく。魚はだいたい底のほうについているので、フライが沈んだらラインを張る。するとフライは流れを横切り、魚の目の前を通過したときに、魚がフライをくわえるので、ラインににぶい重みが伝わる。そしたら、ラインをおもいきり引いてフッキングする。 |
![]() ウェットフライのように流す、サーモンフックに巻いたウーリーバガー。懐が深いのでフッキングがいい。 |
一番良い深みのあたりにフライが通過した時、一瞬、根がかりのようなラインがくっと重くなるようなアタリ。すぐに軽くなってしまったのだが、後でそのポイントをよく見たら、深みの中に大きな魚影がっ!そこには岩など、フライが引っかかるものがなかったので、さっきのは魚のアタリだったかも。。。もっと、しっかりアワセておけばよかった。いつもの後悔先に立たず。。 上流から釣り人を二人釣れたガイドが降りてきた。手には立派なレインボウが2ひき。魚は一応、川には上がってきているようだ。小一時間ほどウェットを流してから、Graham宅にもどった。店主にはアタリすらなかったらしい。 |
Grahamが5時頃から、暖炉に火をいれてくれた。川で冷えた体を暖める。 |
![]() ディナーはいつも、Graham、Loisと一緒に。おかげで賑やかで楽しかった。ふたりとも1人住まいなので、大勢のほうが、肉料理が作れるのでウェルカムらしい。 |
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8.12. 水 釣り2日目 霧雨〜曇り 気温3〜10℃ 朝から霧雨が降っていたので、これは今日は湖は無理かなと思いきや、東の空が明るくなってきたので、Grahamがボートを出してくれた。 湖面まで低くたれこめたような雲と、うっすらと差し込む陽射にきらきらと波が反射する。曇りの湖も、なかなか幻想的な風景でいいもんだ。昨日とは打って変わって、風が無く静か。デルタへと向かった。 メインマウスにはすでに1艘ボートが止まっていたので、3番目のマウスへ。流れ込みにボートを留め、釣り始めるとすぐにgrahamにヒット。銀色の太ったきれいな魚体だが40cmに満たないサイズなので、リリース。 「やっぱり、デルタは釣れるぞ。。。」と、期待したのもつかの間、その後はさっぱりと誰にもアタリなし。 |
![]() デルタは、レイクタウポの第一級ポイント。 |
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![]() トラウトセンター裏のビーチプール。前回は、ものすごい数の魚影が見えたのだが。 |
ランチの後、トンガリロリバーの上流部「トラウトセンター」裏のビーチプールへ行って見た。一昨年は、おびただしい数の魚影が見え、よい釣りができたプールだ。店主はニンフ、私はウェットでトライしてみるが、アタリなし。手前の深みで魚影が見えた。さっき、一瞬ラインがすっと引っ張られたのは、アタリだったのか??? 2週間前には、たっぷりと雨が降り続き、先週1週間は晴天続きでよく釣れたらしいが、魚はさらに上流部へ移動して一息ついてしまったのか。いつもながら、トンガリロの釣りはタイミングの難しいこと。ああ、雨が欲しい。。。
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| 8.13. 木 釣り3日目 霧雨〜ちょっと晴れ〜曇り 気温3〜10℃ 昨夜からの霧雨で道路が濡れていて、空が暗かったので、湖のボートフィッシングは今日は無理かなと、皆遅い起床。 8時頃になって、東の空が明るくなってきたのでやぱりボートを出すことに。 ボートランプまで10分の道のり。近っ!途中、電力会社の放水口のゲートが3つ開いているのが見えた。ホールはきっと水が動いているにちがいない。これはいいかも。 デルタは波が高く断念、ホールで釣ることに。早速、私にアタリがあったがすぐにラインが軽くなり、その直後、店主にヒット! 今日は魚が回っているようだ。水深10m付近でフッキングさせているので、リールを巻いても、巻いても、なかなか魚が上がってこない。魚がボートの姿に気づくと、わーっと逃げようと走り出す。ようやくランディングしたのは、なかなかよいサイズのレインボウだった。 よし、よし、さい先がいいぞ!、、、と思ったら、これまたさっぱりとアタリが止まってしまった。昼まで釣って、ランチに戻った。帰りに放水口を見ると、すべて閉められていた |
![]() 店主にやっとヒット。グーなサイズ、コンディションのレインボウ ★YouTubeでこのヒットシーンの動画が見られます★ http://www.youtube.com/watch?v=g9cOQ3sEaSI |
| 昼から太陽が顔を出した。 洗濯をして庭に干す。 隣のネコ「ポッター家のハリー」も顔を出す。 午後は、先日、車がたくさん駐車していたレッドハットブリッジへ。吊り橋から川をのぞくと、流れの中には魚影は見えなかった。数人がウェットやニンフで釣りをしていた。私たちもトライしてみるが、何も起こらず。。。。むむむ。。。 コーンドビーフのディナーの後、コロネイションストリートを皆で見る。 |
![]() 隣のネコ「ハリー」。魚をおろしたときに、端っこを食べさせてもらえるので、いつもおじさんちにいる。 |
![]() デルタで隣のボートの人が釣れていた。 |
8.14. 金 釣り4日目 曇り〜雨 気温3〜10℃ |
![]() 今日は、流木まつり。。。。とほほ。。。 |
ボートランプには、メンテナンスのスタッフ達が看板などを修理していた。話をすると、先に上がった2艘も、全く釣れなかったらしい。 ランチの後、Grahamが去年1年間の釣果データを見せてくれた。 今回の釣りでは、早くも2日もオデコ! |
![]() Lois宅で、ディナーをごちそうになる |
夜はLois宅にディナーに招いてもらった。トンガリロリバー沿いの高級別荘地街でB&Bをやっていたが、現在は売りに出している。4ベッドルーム、2リビング、プール、ジャグジー付で$640,000、日本円で4200万円ぐらい。ツランギの住宅街なら、小さな一戸建てが600万円から売りに出ていた。 元プロのコックだけあって、Loisの料理の美味しいこと。(Grahamの料理もいつも美味しいけど)テーブルセッティングが素敵。カボチャのスープ。マッシュルームと焼いた香ばしいラムチョップ(もちろんポテト、グリーンピース添え)、デザートはオレンジプリン。 あんまし魚は釣れないけど、幸せな時間が過ぎて行く。。。。 |
| 8.15. 土 釣り5日目 雨 気温3〜10℃ 昨夜からは強い雨になり、屋根を叩く音がしていた。 朝になって、小雨なのでトンガリロリバーへ行ってみることに。国道1号線の橋からブリッジプールを見ると、なんと川は真っ茶色! それでも土曜日とあって、4〜5人が釣っていた。きっと遠くから来ているんだろう。でもこれじゃ、無理だろうなあ。。。 上流は、少しは濁りが薄いかと、トラウトセンター裏のビーチプールへ。ここもやっぱり、すごい濁り。水量も増えていた。せっかく来たので、一応ニンフとウェットでそれぞれ流してみる。。。。。やっぱ、釣れないよね。 禁漁になっている支流には、2匹ほど本流から魚が上がっていくのが見えた。 |
![]() 一昨日は、エメラルドグリーンの流れだったのに。ビーチプール。 |
| ランチにもどって仕切り直し。 トンガリロは無理なので、他の小さい川の様子を見つつ、タウポの街でショッピングをすることに。 Grahamは、午後から夜にかけて、大好きなラグビーの試合が3ゲームもTVで放送されるというので、今日は忙しいらしい。 タウポとツランギの中間にある規模の小さい川「ヒネマイアイア リバー」は、ほとんど濁りがなかった。おっと、これはいいかも。数年前に、やはり他の川がすべて濁流になってしまった時に、このヒネマイアでいい思いをした。 さて、ウェーダーを履こうかと思ったら、レンジャーがやって来て、 「やあ、こんにちは。どこか他で釣りをして来ましたか?」と聞かれた。 「午前中にトンガリロで。。。」というと、 「じゃ、タックルを消毒させて欲しい。すぐ済むからね。」と言った。 |
![]() 釣り人のタックルを消毒するレンジャー。N.Z.の釣り場の管理姿勢は徹底している。とはいっても、レンジャーは優しい人ばかりなのだ。 |
バケツに用意した消毒液に、ウェーダー、シューズ、ロッド&リールをジャボジャボとつけた。タックルがすっかり、塩素くさくなった。 |
![]() ディディーモ撲滅キャンペーングッズ。キャンディにはびっくり。 |
久しぶりのヒネマイアイアリバーは、以前と比べてすっかり浅瀬になっていた。これでは、魚の付き場がない。少し深みのある場所をのぞいても、魚の姿は見えない。 |
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![]() ブループール。2組の親子釣れが釣っていた。 |
8.16. 日 釣り6日目 曇り時々雨 気温3〜10℃
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![]() N.Z.の車にはイケてるタイヤカバーが多い。 |
二組の親子連れもノーフィッシュ。 「Don't Follow me! I 'm going Fishing.」 (オレについてくるな!釣りをしてるんだ。) という潔いコピーがプリントされたタイヤカバーの4駆の主も、手ぶらで戻って来た。 おかしいなあ。雨も降って、濁りもとれつつある、絶好のコンディションなのになあ。まだ上までは魚が上がっていないのか。。。 じゃ、下流へ行ってみるか。 |
ランチの後は、大人気のプール「ブリッジプール」から下のプールを探るべく、下流のパーキングに車を留めた。するとそこは10台以上の車がいて、すぐ下のプールでは何人もの釣り人が川に立ち込んでいた。
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![]() トンガリロの川沿いに広がる牧草地。子羊がたくさんいた。 |
| さらに下流へ下ってみることにした。 川沿いの小道はかなり鬱蒼として、川からはちょっと離れていた。本当にこの道を進んで、釣り場に出るんだろうか。。。。10分ほどあるいただろうか、少し不安になって来た頃、店主の目の前に、黒いものがわっと飛び込んできた。 大きな犬だった。その飼い主は、よいサイズのレインボウを2本手にさげていた。 私がおもいきり、羨ましそうな顔で「いい魚ですねえ〜。」と言うと、 「この先を下の方まで歩いて、坂を上がったところで川を渡って、次のコーナーがよく釣れるよ。」と教えてくれた。 持っていたタックルはニンフだった。 まあなんと親切な。きっと、地元のアングラーに違いない。これは、いいことを教えてもらったと、先に進むが、あたりはだんだんと薄暗くなってきた。こんなところで道に迷ってもなんだし、明日の朝、改めて目指すことにした。この先には、きっとパラダイスがあるに違いない。。。。 |
![]() ブリッジプールの下流のプール。ここは、アクセスしやすいので、いつも数人がウェーディングしている。 |
![]() ログプール。ウェットでスキニー(痩せた)なレインボウが釣れた |
先ほどのパーキングに近いプールに戻り、暗くなるぎりぎりまで釣って行くことにした。 家にもどると、GrahamはTVでラグビーを見ていた。ディナーは友人が撃ってきたという鹿肉とマッシュルームのキャセロール。肉が柔らかい〜。Loisがオレンジケーキを焼いてきてくれた。ディナーの後、皆でラグビー観戦(ルール、よく分かんないけど。)。 |
![]() リードプール。ほとんどの人がウェットで釣っていた |
8.17. 月 釣り7日目 晴れ 強風 気温5〜15℃ Grahamは、「最近の川の様子は、ここ2年行ってないから分からない。」と言った。 |
![]() リードプールは対岸が深くえぐれているので、そこにフライを流す |
でもやっと今日こそは、イケそうな予感がする。昨日教えてもらった下流のプールへ行ってみることに。水筒にお湯、ティーバッグ、マフィン、ビスケット、リンゴを持って、準備万端。 今日は魚が釣れるまで、帰らないよっ。 風は強いが空は快晴。今回はじめて、晴れやかな青空を見た。昨日、途中で断念した川沿いの小道をパーキングから歩くこと15分あまり。鬱蒼とした木々の間から視界が開けると、なんと、素晴らしく長く続く河原の広いプールがあった。対岸の岸際が深くえぐれているようだ。やっぱり、こんなところにパラダイスがあったのか。 |
![]() 店主がヒットさせたレインボウ。 |
すでに1人、釣り人がウェットで1本魚をあげていた。その先の下流のプールでも魚がかかっているのが見えた。早速、店主がウェットを流している人の後ろから流し出し、対岸の岸際から1〜2mのあたりにフライが沈んだところでヒット!銀ぴかのぷりぷりに太ったレインボウだった。やっぱり、今日はいい日になりそうだ。まだアタリがあるというので、店主の前に入れてもらった。 |
![]() フッキングした瞬間にジャンプしたレインボウ |
対岸ぎりぎりまで、ラインがきれいにまっすぐに伸び、フライが落ちた。おっ、いい感じ、これぜったい釣れそう。。。と1mほどフライが沈みながら流れたところで、ラインがぐんと重くなった。待ってました!とばかりに、思い切りラインを引いてあわせる。と、バシャーン!と真っ赤な体色をしたレインボウが水面高くジャンプした。 やったー!魚は、下流に走りもう一度ジャンプ。 浅瀬に寄せてランディングした。体高のあるオスのレインボウだった。 ようやく、川で満足のいく釣りができたのだった。 |
河原でランチをとった後、3時半まで釣った。 残すところあと3日。しばらく湖ではオデコが続いているし、これぞレイクタウポッ!という釣りを、そろそろしたいものだ。明日は、風がおさまるらしい。ディナーのラムローストをいただきながら、Grahamも、明日はボート日和だろうから、朝からがっつり出かけて釣るぞ、と意気込んでいた。 |
![]() リードプールを下流に向かってみたところ。 |
![]() レッドハットプール |
8.19.水 釣り9日目 雨 気温9℃ ランチの後になっても、雨は弱まる気配がない。 |
![]() レッドハットブリッジ |
奥で、タウポエリアの釣りの歴史をひもといたDVDが上映されていた。 "Angler's Paradaise ~The history of Taupo Fishery~"。 1時間ちょっとの作品で、100年ほど前に、初めてこのエリアにレインボウが放流されてから、現在に至るまでの歴史が写真や、釣り人の証言で構成されている。1920〜30年頃には、まるでキングサーモンのようなレインボウが何本も釣れ、イギリスからもこぞって上流階級の人々が釣りに訪れていたそうだ。そのころはまだ、ツランギの街には国道1号線の橋のたもとに、ロッジが一軒しか建っていなかった。 後で、Grahamにおもしろかったと話をすると、「トップシーンで、私のボートが横切っただろ?」と言った。残念、最初の数分は見逃してしまったのだった。 (このDVDは$40で売っていたが、残念ながらPAL方式だけ。) メジャージョーンズ ブリッジから川の様子を見てみた。橋のちょうど真下の流れに、いいサイズの魚影が見えた。 家にもどると、Grahamが暖炉に火をたいてくれていた。暖かい室内に落ち着くと、もう冷たい水のなかで釣りをする気力はすっかり消え、、、、。今日はオフってことで。最終日の釣りに期待しよう。外は、雨上がりの夕焼け空。明日はきっと釣り日和だろう。 |
8.20.目 釣り最終日 曇り 気温5〜12℃ |
![]() 気合い十分、渾身のいっぴき。 |
メインマウスに移動。流れが強すぎて、あまりラインが沈んでいかないような。。。 3番目のマウスに移動。今度は流れが弱すぎ。釣れる感じがしない。 |
![]() レイクタウポ デルタ |
遠くからものすごい勢いで走ってくるボートが見えたかと思ったら、あれよあれよと言う間に、私たちの目の前でバシャーンと水しぶきを上げて止まった。ずいぶんと、せっかちな人だなと思ったら、Grahamの知り合いのご夫婦だった。 |
![]() ブルースウィルス似のダンナさんが、キャストして、奥様はリトリーブするだけ。これぞ大名釣り。 |
ランチにもどり、ツランギ ベーカリーでミートパイを買って食べる。安くて、ボリュームがあって、おいしい。 午後は、リードプールへ最後のひと流し。残念ながら、ノータッチ。(アタリなし) かくして、10日間の夢のような休日は、無事に終了。翌日、車でオークランドへ移動し1泊。翌朝の便で、また蒸し暑い東京に戻ってきたのだった。 |
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★1994年最初のニュージーランド釣り旅は、こちらにまとめてあります。お時間ありましたらお読みください。★