2日目の晴天の松川湖。奥から松川が流れ込んでいる
2009/1/31土〜2/1 日 静岡県伊東市 松川湖(奥野ダム)
Text&photo/石川深雪
気温12℃/15℃ 水温/ぬるい感じ15℃くらいか。 雨/晴れ

低気圧が発達しながら、関東を通り過ぎるという朝、深夜からの強い雨に「ほんとに行くのかなあ〜。」と不安な気持ちで東京を出発。今回は総勢14名という大所帯で、温泉宿も予約してしまっているし、これは早々に釣りは切り上げて、早めに温泉か、、、、。


とりあえず、公園の芝生でキャスティングレッスン

小雨の中、松川湖に到着すると、なんと湖は真っ茶色。公園もすっかり水浸しになっていた。
これは無理かなー、、、と半分あきらめるも、フライ初挑戦という方々にレクチャーをということで、とりあえず公園の芝生でキャスティングレッスンを開始。
フライロッドを握るのも初めての方から、1年ほど経験を積んだ方まで様々。レクチャーしながら、水辺を見てみると、松川からは濁った水がガンガン流れ込んでいた。

、、、、いやいや、まてまて。
これ、もしかして、これだけ水が動いていれば、魚が寄ってきているかも。


キャスティングレッスンをすませ、早速、松川の流れ込みで釣りはじめる。田島氏と勝田氏は「どうします?温泉行く?」とまだ考えあぐねている様子。
と、流れ込みでルアーをキャストしていた斉藤氏が魚をヒット!駆け寄ると、40cmほどのレインボウ。おお〜、やっぱり釣れるんだ。
この1匹で、皆、俄然やる気に。
田島氏と勝田氏も慌てて、遊魚券を買いに走る。

斉藤氏がルアーで釣ったレインボウ

ロッドは、9フィート8番、シンキングライン タイプ2でウーリーバガーフライを沈ませ、フライが水中を泳ぐように、ラインをつんつんと引っ張ってくる。斉藤氏は、手前の駆け上がりの底付近で掛けたそうなので、ラインを完全に底まで沈めて、フライが底付近を泳ぐようにする。

しばらくすると、店主にヒット。これも40cmぐらいの、体高のあるコンディションのよいレインボウだった
。田島氏にも、魚のアタリはコツコツ感じられるという。田島氏は1匹フッキングしたが、惜しくもバラしてしまった。
魚、いるじゃん、いるじゃん。

護岸ブロックがほとんど水没。右側の公園も水没。
しばらくすると、「うどんが煮えましたよ〜。」と高橋氏の声。なんと釣りもせずに14人分のうどんを作ってくれていたのだった。我らの「田島おでん」も煮えて、暖かいうどんとおでんで、ほっと一息。

さー、午後はぜったい釣るぞおおお!
午前中パラついていた雨も上がり、ダムの放水のおかげで少しずつ水位が下がってきた。護岸のコンクリートが顔を出しはじめた。流れ込み付近の水の濁りも、少し薄くなってきた。
えーど、えーど、釣れそうな雰囲気。

豪快、14人分のうどん!ごちそーさまです。


白のブービーフライで、ようやく釣れた1ぴき

ルアーを引いていた斉藤氏がまたまたヒット。
私も釣りたい〜。
重りの巻き込んであるフライ「モンタナマラブー」だと、底の枯れ葉を引っ掛けてきてしまうので、底からフライを少し浮かそうと、目玉のような浮きをつけたブービーフライにチェンジ。流れ込みから少し深くなっている場所で、対岸に向かってキャスト。ウェットフライでの釣りのように、ラインが少し流されながら沈んで行く。

沈みきったところで、ラインをちょんちょんと引き(リトリーブし)フライが水底すれすれを泳ぐようにする。と、引っ張っていたラインがくっと重くなり、すかさずロッドを立ててフッキング。水底にのびたラインの先が、ぐんぐんと動いている。
やったー、魚だー。
ラインを引いて魚を寄せると、水面まで走った魚はジャーンプ!
きゃほ〜っ。35cmぐらいだろうか、元気のよいレインボウだった。


店主が公園の流れ込みのチャネルで釣ったレインボウ

その後は店主が、公園の流れ込みの深いチャネル(溝)を狙って、2匹目を追加。

昼間は止んでいた雨が夕方になって降り始め、冷たい風が吹いてきた。水面をパラパラとたたく雨や、風によって水面が波立つと、人の気配を消してくれる。いよいよいい感じになってきたぞ、、、、と思いきや。
そろそろ上がりまーす。」と高橋氏の声。



やだ〜っ。もっと、釣るう〜。」田島氏と二人でじたばたと叫びつつ、しつこく、フライをリトリーブ。また、くっとラインが重くなり、あわせると、魚のよい引き。先ほどよりもひとまわり大ぶりのレインボウだった。
ふむ。今日はこの辺で勘弁してやるか。


最後に釣った、ぐーなプロポーションのレインボウ

温泉宿で、伊東ならではの豪華舟盛りと、源泉掛け流しの湯を堪能し、明日の作戦会議。

我おじさんチーム(田島氏、勝田氏、店主、私)は、今朝までは「疲れるといけないから、2日目は釣らずにまっすぐ帰りましょうか」などと、ふぬけた予定でいたのだが、明日は晴天。これだけ流れ込みの水量が多く、魚が寄っている絶好のコンディションとあらば、誰が釣らずに帰れるか。
「ねーねー、田島さあん。明日、ちょっとだけ釣って行きません?」
ん、いーよ!」即答。
すっかりやる気だった。

翌朝は、朝食を待つ間ももどかしく、早々に車を走らせ、いの一番で釣り場に乗り入れたのだった。2月1日からは、松川漁協の新年度で、10時から魚の放流もするという。


伊東ならでは、豪華、海鮮舟盛り。金目のお刺身、美味っ!


勝田氏、念願の1ぴき

昨日から比べると、ずいぶん減水し、水没していた芝生の公園部分も顔を出している。水もだいぶクリアになっていた。松川の流れ込みは減水した分、浅瀬が多くなり、対岸のえぐれのみが深いチャネルになっていた。水深のあるところを狙ってフライをキャスト。
放流日とあって、釣り人も増えてきた。

斉藤氏がルアーをキャストすると、水柱がボシャンと立った。
皆が振り向くと、今日もいきなり大きいサイズをヒット。
並んで釣っていた、勝田氏にもさっそく念願のヒット!
「よかったあ〜。」と満面の笑み。

昨日はくやしいバラし。今日はしっかりランディングの田島氏
続けて、田島氏、店主にもヒット。私の隣で釣っていた青年にも立て続けに2匹ヒット。
むむむ、奥から順番に来てるのになあ。。。

8番ロッドをぐいぐい曲げてくれた、レインボウ
昨日より水深が浅くなりクリアになっているので、魚の警戒心も増すだろうと、リーダーを少し長くし、小さめのウーリーバガーをつけた。、、ら、来ました、来ました。根がかりのようなあたりのあと、あわせると底でなにかが鈍く動いている感じ。
これは、大きそうだ。
水の中をラインがぐいぐいと動き、なかなか魚の姿が見えない。
素早くラインをリールに巻き込み、ドラグを調整してやりとりの準備。
放流イベントに集まったギャラリーに見守られる中、ようやくランディングしたのは50cmほどの体高のある立派なレインボウだった。
今日は、帰らなくてよかった、、、。

伊東市の水源なので、普段なら、とてもクリアな水質
その後、田島氏が「まだ釣る!」と言うので、奥野エコーブリッジ下の流れ込みに様子を見に行き、店主が2匹ヒット。12時すぎまで釣って、皆さんとは一足お先に帰路についた。

1、2月にこんなによい釣りができるとは、さすがに温暖な伊豆の湖。これから暖かくなるにつれて、魚の活性はどんどん上がり、さらによい釣りができそうだ。今年度からは1年中釣りができるそうで、公園の桜が咲くころには、最高のロケーションになる。


いくつかある流れ込みがポイント


ろう梅のあま〜い香りが漂っていた。伊豆はすっかり春です。


松川湖釣り案内 伊東市松川漁業共同組合
http://www.tukanlune.co.jp/matukawa/turimatukko.htm



2009年の楽しい釣り紀行をおまちしてます。
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