Field note2005
2005.7.9.Sat. 栃木県 日光湯川
text & Photo 石川深雪
気温25℃ぐらい、くもり

 鬱蒼とした木々の間をゆったりと流れていく、湯川。いつ訪れても、日頃の喧騒と暑さをすっかり忘れさせてくれる、別世界だ。赤沼茶屋から遊歩道に入り、川沿いに設けられた木道を歩き、開けた場所で、静かに水に入った。水の中で青々と揺れる梅花藻の上でチャバッ、チャバッと魚がはねていた。虫もわさわさと飛んでいるし、今日は、とっても期待できそうだ。
川沿いに木道が、湯滝まで続く カッコウやウグイスの鳴き声が響き渡る
 川の中ほどまではいり、梅花藻の上にブラウンのエルクヘアカディス14番をふわっと落とした。チャバッと、すぐにちびっこブルックが出た。その先には、倒木があり、その脇にフライを流すと、今度は少しいいサイズのブルックが出た。おー、今日はやっぱりいい日だ。

 倒木が重なり合って、よい深みをつくっている場所で、倒木の上に立ち、ロールキャストで対岸の岸際にフライを流してみた。すーっと下から大きな影が現れ、フライを追った。ドキドキしながら、また同じ場所を流してみた。すると、また魚の影が現れジャバッとフライをくわえた。うひょー!大きいかも。倒木だらけなので、下に潜り込まれないように手早く寄せた。げ、ランディングネットがない。でも、せっかくの大物を逃してなるものかー。倒木から身を乗り出して、手でランディング。慌てて、浅瀬に走り、魚を水につけた。
倒木の脇から出てきたブルック
湯川ではじめて見た大物ブルック! 倒木が流れに変化をつけ、魚がかくれるポイントができる
 よくよく見ても、ほれぼれするよい魚体。んー、大満足。湯川で初めて、いいブルックを釣った。朝から釣っていた人に話しを聞くと、朝からあちこちでいい魚のライズがあり、虫を追って、垂直に水から飛び出してくるような姿が見られたという。3時ごろには、まとまった虫のハッチがあり、1時間で5匹ほど釣れたそうだ。
夕方には、鹿が群れで水の飲みにきていた
水の中にはいると、いっそう自然に近いところにいる感覚になる

2005.7.10.Sun. 群馬県 片品村 菅沼
text & Photo 石川深雪
気温25℃ぐらい、くもり/晴れ

 湯川で釣った後、丸沼温泉でゆっくりと温泉につかり、美味しい食事をいただいて1泊。標高が高いので、少し暖房を入れたくなるぐらいの涼しさだ。
翌日は、丸沼の上に位置する菅沼でボート釣り。3つの湖からなる菅沼は、手前の二つの湖が1年おきにオープンし、一番奥の大きな湖は禁漁なので、魚のコンディションはいいようだ。透明度の高い水で、岸際には木々が覆いかぶさり、その下ではチャパチャパとライズがある。
湖での釣りは、はじめての柏倉氏。最後に念願の一匹をゲット
シンキングラインで釣ったレインボウ
起動力と腕(?)で、釣りまくっていた濱武ファミリー
 まずはシンキングラインで、ストリーマーフライをリトリーブ。岸際のカケアガリをめがけてキャストすると、店主が立て続けに4匹ヒット。周りでも、ボートから360度の全方向にキャストしても、よく釣れていた。どうやら、表層付近を活発に回遊しているようだった。

岸際でのライズが気になり、ウグイでもいいやと、ドライをキャストして楽しんでいると、落ちたフライの脇にすーっと白い影が。あせって、フライを引っ張ると、フライを追ってきた。ザバッと波が立って、アワセルとなかなかよい引きだ。遠くで、ドライでヒットさせると気持ちがいいこと。きゃっほー。40cmほどのきれいなレインボウだった。

この日は、よく釣れた人でレインボウが20本、うち50cmサイズが2本だったそうだ。
14番のエルクヘア カディスに出たウグイ
透明な水で、涼しい菅沼
ウグイに混じって、ドライフライに出た40cmほどのレインボウ 菅沼キャンプ村
群馬県利根郡片品村東小川菅沼
FAX 0278-58-2958(予約制)
一人2100円/ボート1艘3700円

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