Field note2005
2005.4.3. 
養沢毛鉤専用釣場 text 石川深雪
水温20℃、晴れ

 養沢川は、東京の西、秋川の支流で集落のあいまを流れる里川。都内から車で1時間ほどというアクセスのよさで、気軽にフライフィッシングが楽しめる。春らしい陽気に誘われて、昼から養沢川へ出かけてみた。

 この日は急に気温が上がり、少し汗ばむほど。おびただしい数のチラカゲロウが川面を覆っていた。
これは、イケルか、、、と水面に目を凝らすと、小さな落ち込みの白泡の筋に、パシャッと小さなライズ発見。ハッチしているサイズ、16番のクリームのパラシュートフライを流れに落とすと、魚が下からフライをつつくように出た!、、けどバレた!多分、ヤマメではないかと思う。すると、それっきり、フライには反応せず。ん〜、虫はこんなに飛んでいるのに、サカナの食いは渋い。
釣りながら、お花見も満喫
川面はどこも、おびただしい数のメイフライのハッチ。生命感あふれる情景に、期待は膨らむが、、、
ロッジの裏手から少し上流を釣り上がっていくと、鏡状になったゆるいところに、思い切って12番のエルクヘアカディスをキャストしてみた。すると、フライが水面に落ちた瞬間に下からどかーんとヤマメが出た。きゃっほ〜。体高のある、キレイな魚体。
気持ち良く釣れたので、今日のところはこれ一匹でも大満足なのだった。

その後は、ちょっと狙いにくいようなポイントで、ようやくヤマメがドライフライに出てくれた。結局、夕方までチラカゲロウのハッチの勢いは衰えなかったが、サカナがハッチにライズする姿はほとんんど見られなかった。辺りが暗くなってこの虫たちが一斉に流されるころ、果たして、嵐のようなライズが起こるのだろうか、、、。それを確かめる間もなく、ぱらぱらと雨模様となり、少し早めに帰路に着いたのだった。
大きなドライに、下から突き上げるように出たヤマメ
矢印のポイントにフライを落としたら、間髪いれずに上のヤマメがお出ましに
釣り場のロッジ。お茶も飲めるし、カップラーメンなどもいただける。寒い日はストーブで暖がとれる、うれしい場所
狙いにくいポイントで、ドライフライに出たヤマメ

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