Field note 2001


西湖からの放水は水量たっぷりだったが、、、エサ釣り師もさっさと見切りをつけて帰ってしまった。




奥川の流れ込みは、冬の間はフライフィッシング専用エリア。キャストもしやすく、ローケーションも抜群なのだが。
1.6.Sat. 山梨県 河口湖
気温 / -4〜3℃ 水温 / 6〜8℃ 晴れ

 新年を迎えて最初の釣りは河口湖へ出かけた。昨年末にも河口湖に出かけたもののアタリひとつなく、無念の涙を飲むはめに。そこで、気合い十分に河口湖へ。
 到着は9時近くなってしまったが、西湖の流れ込み付近でロッドを振ることにした。昨年末と同様、水量が多い。とにかく広く探ろうと、インターミディエイト、タイプ2、タイプ3までラインをチェンジし、フライも変えるがまったくアタリなし。
そして、釣りはじめて3時間経過。まわりの人たちもぜんぜん釣れてない。

寒いし、気持ちもなえてきたので、このあたりの名物「ほうとう鍋」で一休み。冷えきった心と体を温める。
 午後は、大石公園付近、奥川の流れ込みと場所を変えるものの、空振り。それぞれの場所にいた釣り人と話をするが、ダメとのこと。日も傾きかけてきた3時半に再度、西湖の流れ込み付近へ。日が落ちた途端にいっそう冷え込む。なんとかロッドを振るが、リールまでが凍りつくようになりギブアップ。新年はじめての釣り、完敗です。/石川信一




空いている時間に、お手軽に楽しめるのが魅力。都内からも近く、電車、バスでもアクセスできる。





朝霞ガーデン
朝霞市田島2-8-1
Tel 048-456-0258
金曜日定休(祝日を除く)

1日  \4,500
6時間 \3,000
3時間 \2,000
レインボウ、イワナ、ヤマメ、
ブラウン、ブルック、ペヘレイ、

奥から2番目がフライ専用。ほかにルアー、フライ専用が2カ所。
1.28.Sun. 埼玉県朝霞市 朝霞ガーデン
気温 / 10℃ 水温 /  ℃ 晴れ

 土曜日に関東エリアを直撃した大雪で、中央道は通行止め。山梨方面に釣りに出かける予定もあえなく中止となってしまった。でも、最近はさっぱり魚の引きを味わっていないし、「どーしても釣りたいっ」と、思った人は少なくなかったようで、翌日の朝霞ガーデンは満員だった。
 まだ雪が残るというのに天気はおどろくほど穏やかで、風もない。上着を脱いで、ポカポカ陽気の中、混雑する人の間に入れてもらい、さっそく釣りはじめた。

 水温は暖かいようで、池のあちこちで魚がモコモコとエサをとったり、跳ねたりしていた。いい感じ。5番シンキングライン-タイプ2に、オリーブの小さめマラブーフライをつけキャスト。とたんにゴゴゴッと、魚がフライをくわえるアタリ。「まだ、ラインのたるみもとっていないのにー。」案の定、フライを飲んでしまっていた。なんという、活性の高さ!
 少し、フライを沈めてからフラフラとアクションをつけながら引いてくると、必ずといっていいほどアタリがあった。引きもなかなか強烈で、4番ロッドが満月にグイグイしなった。このところずっと厳しい試練の釣行が続いていたので、「やっぱり釣れると楽しいなー。」と実感。
どの魚も元気がよく、ジャンプを繰り返したり、なかなか寄ってこなかったりで、久しぶりに大満足。また、行っちゃお。/石川深雪




強力なファイトでロッドをしならせたレインボウ。満面の笑みがこぼれる。フフ、、。


パインレイクかわせみ
http://www.bremen.or.jp/shishidome/
料金1日7,500円(6〜18時)


ロングキャストが釣果の決め手に。一に練習、二に練習。
2.11.Sun. 山梨県都留市 パインレイクかわせみ
気温 / 零下〜9℃ 水温 / 5℃ 晴れ

 昨年5月に「ホリデイロッジ鹿留」に新設された、フライフィッシング専用のポンド「かわせみ」。40cmクラスのコンディションのよい魚ばかりが釣れるという、釣り人の胸がトキメク釣り場だ。料金も7,500円とややリッチなだけにレストハウスの設備もおしゃれで、ランチ、コーヒーブレイクと釣りの合間にくつろげる空間になっている。

 この時期水温が低いせいか、魚は底付近を回遊しているようなので、シンキングラインでフライを沈めストリーマーをリトリーブ。フライは8〜10番の大きめで、カラーもブラック、オリーブ、オレンジ、レッド、ホワイトとローテーションで使ってみた。キャストが遠くまで飛び、フライがきれいに着水すれば、ほとんどリトリーブ直後にアタリがあった。あとは水の動きと魚の向きをよく見て、フライだけが魚の前をうまく通過するようにポジションどりをすることと、ラインセレクトが大切か、、、。

 
ランチは500円、コーヒーはフリー。ランチの後は昼寝、、、。

 この日は昨日に引き続き穏やかな晴天で、朝のうちこそガイドが凍りついたが魚の活性はとてもよく、あちこちでロッドがグイグイしなっていた。40cmクラスで体高があり、ヒレがきれいなレインボウを何匹も釣るチャンスはなかなか無い。一緒に出かけた皆さんは、普段、厳しい釣りばかり強いられているので、めずらしく顔をほころばせながら釣りをしていた。なんとも和やかな1日だった。/石川深雪




午後からは雪代の濁りもとれ、クリアな流れになった。
 
ミッジフライにティペットを通す
、、通らない。


雨でもたっぷり釣れて、1日ゴキゲン。

うらたんざわ渓流釣り場
神奈川県津久井郡津久井町青根3769
Tel: 042-787-2657
6am-日没 \4,000
2.24.Sat. 山梨県 うらたんざわ渓流釣場
気温 / 5~6℃ 水温 / ℃ 一日中小雨 微風

 雨は昨夜から降り始め、その悪天候が奏して、釣り場はガラガラ状態。中止にしなくてよかった!2月頭に降った雪がまだ残っている。川の様子を見ると、昨夜から雨の影響で少し濁りのある状態だ。雪代のような濁りで、水温もかなり冷たい。

 同行のI君と「下からバシバシ釣り上がろう!」ということになり、まずはヤマメクラシックIで様子を見た。#18のCDCダンをナチュラルドリフトで流すが、途中で魚にプイされる。が、ちょいちょい誘いをかけてみたところ、ニジマスが5、6匹集団で寄ってきて、いとも簡単に釣れてしまった。これじゃルアーだ。だが、管理釣場だからこれでいいのだ。

 その後、少し下流に移動して(全然釣り上がっていない)、今度はミッジをまじめに流してヤマメ3匹。流れのゆるい場所では、ユスリカがハッチしている。合流したS氏、M氏もミッジのドライ(#22程度)で釣れている。I君もウェットを沈めてイワナを釣った。
いい日だ。

 昼食後、上流に行く途中、大物ばかりが溜まっているプールに寄り道。ドライじゃ無理かなと思いつつ、ためしに#12のエルクヘアカディス(黒)を流してみた。すると、底の方からまるでロケットのようにニジマスがフライめざして飛びかかってきた。そのあまりの勢いのよさとわかりやすい反応に、思わず横で見ていたM氏と顔を合わせて笑ってしまった。35cmのなかなかいい型のニジマスだった。

 その後も、上流の堰堤でビーズヘッドの黒いニンフをリトリーブしてイワナを1匹。下流に戻りプールでニンフを沈ませて3匹。天候も思ったほど崩れず、週末なのに混んでいず、ドライフライの釣りも堪能し、いいことづくめの1日でした。めでたし、めでたし。
/佐藤拓郎





 


3.3.Sat. Duncton Mill, England
気温 /  ℃ 水温 / ℃ 

 現在、研修ということで英国に着ております。土日に念願の釣行をしてまりました。こちらの釣り場は、アクセスの悪さにはまいりましたが、広い敷地のなかに、これまた大きなポンドが3つあります。なかなか環境のいいところです。「古き良き英国の田舎」を感じさせてくれるところだと思います。

 ニジマスのサイズはもとより、とにかくそのパワーといったら。7番のロッドをひんまげて、ラインをグイグイ引っ張り出していく猛者ぶりには驚かされました。釣り場のおじさんも「うちに来たお客さんの誰もが、引きの強さに驚くんだ。」と胸をはっておりました。
B&Bも併設しています。Petworth周辺は、こちら以外にも複数の管理釣場があるようです。

Duncton Mill
Duncton, Nr. Petworth,West Sussex GU28 0LF
Tel 01798 342048 / 01798 342294 Fax 01798 344122
 
3.4.Sun. Chalk Springs Trout Fishery, England

 先週末に続き2回目の訪問です。今回は前回に比べて若干気温が高かったせいか、魚の活性が高く、おかげで2匹ゲットできました。日本では考えられないようなサイズです。2匹目のサイズといったら、とんでもなくでかいのでびっくりしてしまいました。
Chalk Springs Trout Fishery
Park Bottom, Arundel, West Sussex BN18 0AA
Tel/Fax 01903 883742
/笹川 健雄

なお、これから英国管理釣場釣行にあたってのアドバイスを少し。

口蹄疫- 口蹄疫の蔓延により、公園や農場が立ち入り禁止になっております。今のところ管理釣場自体が直接閉鎖の対象にはなっておりませんが、くれぐれもご注意ください。

予約 - 定員制により入場制限を行うところが多いようです。混雑状況や予約の要否を事前に確かめる必要があります。

アクセス- とにかくどこも交通の便が悪いです。足の確保には苦労させられますので、前広に手配してください。「当日とりあえず近くまで鉄道かバスで行って、それからタクシーで。。。」と甘く見ていると泣きをみます。

C&R- リリースを認めている管理釣場の方が少ないぐらい、というよりほとんどないようです。釣ったらすべてキープ。なお、魚を黙らせるのに「プリースト」とか「パシュエーダー」とか呼ばれる、小さな棍棒で魚を撲殺するのが当地流です。

ランディングネット- 魚は呆れる程でかくて、7番のロッドでも引き抜けません。ランディングネットをお忘れなく。当地流に柄が長くて、ネットの間口が広い大きなものが良いでしょう。

ブーツ- 「自然を大切にしている」といえばそれまでですが、雨でも降ろうものなら足元は泥でグチャグチャにぬかるみます。ブーツを忘れずに。当地ではウエリントンというらしいです。
/笹川 健雄




桂川下流部は河原も広く、釣りやすい。


フライに出たのに、くやし〜。

桂川漁協 Tel 0544-63-0083 
/ます類3/1〜9/末 1日800円
3.3.Sat. 山梨県 桂川下流部
気温 / 氷点下〜5℃前後 水温 / 5℃(10時ごろ) 晴れのちくもり

 例年より早く解禁となった桂川本流下流にでかけた。早朝、現地に到着するとエサ釣り師のすがたがパラパラ。川の様子は、夜半にふった雨の影響もなくほぼクリアな状態。ただ朝の冷え込みが厳しく、ところどころの水たまりには氷がはっていた。
 この時間帯はドライフライでの釣りは厳しいと思い、シンキングラインにウエットフライを結び釣りはじめる。時たま、エサ釣り師がヤマメを釣り上げているのが目に入るが、こちらはまったくアタリなし。9時ごろから気温も上がり、ユスリカがハッチしはじめた。ちょうどそのころ同行の1人が、黒のボディのビーズヘッドニンフで確かな手ごたえがあるもののキャッチできず。

 お昼をとって、ライズのあった場所にしぼって釣ることにした。ただユスリカのハッチは少なく、不規則に20〜30分すると止まってしまう。このわずか20〜30分の間にライズはあるものハッチがおわれば終了、といった感じだ。
 日中、エサ釣り師がヤマメをつづけて2匹釣っていた場所で、ライズがあり同行の1人とミッジでトライ。横で釣っている同行者は、カーブフック22番のユスリカアダルトパータンに何度かヤマメが出たがフッキングにいたらず残念。ボクのほうは、さっぱり。5時半ごろには、ライズもとまり、釣りも終了。結果はオデコであるが、楽しい一日だった。うーむ。/石川信一




蒲田川から穂高の山並みを望む



イワナの胃から出てきた、エルモンヒラタカゲロウ


ようやく出たヤマメ
3.25.Wed.~28.Sat. 岐阜県 高原川水系 蒲田川 
気温 /  ℃ 水温 / 9℃〜11℃ 

 今年もまずは蒲田川からシーズンがスタートした。今年の状況は、宝山荘のHPで調べると数は多いがサイズは小ぶりとあり、解禁後イワナの良い型は出ているようだが、尺ヤマメは出ていない。しかし例年三月末から四月当初の、雪代が入りかけて増水した時期が狙い目である。このところ仕事が忙しく十分な準備もできないままに、出発の日を迎えてしまったのが多少心配であった。

25日 12℃ 小雨
 9時ころに都内を出発し予定通り3時過ぎに到着。やはり日曜なので、すでに栃尾のプールには人が入っている。また神坂の堰堤上には工事が入っていて川が荒れているため、その先の展望台から入る人が多いようだ。蒲田川はあまりに人出が多いのであきらめ、下流の高原川へ行ってみる。
 釣り人は少なめで、つい先ごろFLYFISHER誌の表紙になったつり橋下からはじめることにする。コカゲロウが出てきたのだが、水面には魚の気配がなく2時間ほどやってみてあきらめる。この区間は例年イワナが出てくれるのだが。

 次に道灌松の堰堤から入ることにした。このころにはハッチが無くなってしまい、釣り人があまり狙わないようなポイントを丹念に探っていくが、反応はない。しかし養魚場脇で同行のS氏にやっとヒット。23cmほどのヤマメだ。この魚はあぶらびれが無かったが、これは昨年漁協が7cmの稚魚放流した魚のようだ。フライは彼が最近蒲田で良い思いをしている、ノーハックルサイドワインダーだ。コカゲロウにあわせてボディを黄色にしてある。


26日 11℃ 晴れ強風
 この日は栃尾温泉下の蒲田川と高原川の合流点から入る。昨晩の雨でささにごりであった。昼までやるが、ここでもS氏に一尾ヒットしただけで終わる。午後は上流の展望台から入ると、ちょうどコカゲロウのハッチが始まり、おびただしい数のダンが下流からの強い風でコロコロと水面を転がり絶好の状況になった。
 すぐにS氏にヒット。魚は岩陰から出てきてはダンを捕食したり、流心に定位してライズしたりする魚もいた。しかしプールの魚はすでにすっかりフライ慣れしていて、とうとうヒットさせることができなかった。コカゲロウの出が少なくなると、今度はエルモンヒラタカゲロウが出始めた。しかし魚はコカゲロウを捕食しているようだ。
 中部大学あたりにくるとイブニングタイムになり、フライをエルクヘアカディスへ交換してみるとイワナがでてきた。この魚の胃はエルモンでいっぱいであった。夕方のヤマメもエルモンを食べていたので、日中のエルモンはあまり食べられていないが、夕方は積極的に捕食されているようだ。
 これは「蒲田は夕方にライトケイヒルを使え」という話を裏付けるものだと思った。この日は5尾のヒットとなった。フライはコンパラダン、サイドワインダー、フローティングニンフなど。


27日 9℃ 雪後晴れ
 朝、雪が降り、積もる。すぐに解けてきて釣りになるようなので、神坂堰堤上の工事区間から入る。工事車両が多く雰囲気も何も無いが、それでも魚は入っていてライズするポイントがある。しかし入りやすいポイントなのですれているのか、フライをまったく無視してライズを続ける魚に完敗。
 そのあとは建設中の砂防堰堤先に入るが、先行者があまりに多く釣りにならず、イブニングタイムは冷え込みがきつく、魚も出ないで終わってしまった。なんとこの日はノーヒット。


28日 11℃ 晴れ
 最終日でやっと人が減ってくる。まずは槍見橋の禁猟区上に入ってみる。この上流区間は、例年は水量が少なく藻がひどくて釣りにならないほどだが、今年はきれいな流れだ。イワナを期待して入ったが、槍見荘の前でS氏が2匹魚影を確認したのみで、だめだった。
 昼前には大量のマエグロヒメフタオカゲロウがハッチし、さっそく定番のアダムスを使ったのだが、、、。午後に、人がいなかった神坂堰堤下に入ってみる。3時ころからコカゲロウが出てきてやっとヒット。石周りや小場所から出てくる。2匹キャッチして堰堤に着き終わりにした。

 今年は上流の取水が少なく水量が多かったので、水温が低く水生昆虫の育ちが例年より遅いらしい。そのために魚のサイズが24〜5cmどまりになっているようだ。例年は10時から11時に始まる、コカゲロウのハッチが低水温のために2時、3時にならないと始まらなかったのも今年の特徴だ。
 昨年はだらだらとした雪代のおかげでえさと魚が残り、6月中旬から一気にドライで良い釣りができたようだ。なんと40cmのヤマメが出ていた。今年はスタートは今ひとつのようだが、これからの水況ひとつでは梅雨明けに良い釣りができるかもしれない。/緑川淳

河原が広く釣りやすい




エルクヘアカディスに出たイワナ



神坂堰堤下の魚がたまる、良いポイント




西川の流れ込みのカケアガリぎりぎりに立ち込む(杭ではない、人です)


この日は朝から絶好調!今年の運を使い果たしたか?


ブルーギルもフライによくアタックしてくる

4.8.Sun. 山梨県 河口湖
気温 / 20℃ 水温 / 11℃ 晴れ 無風

 春のポカポカ陽気に誘われて、いそいそと出かけた河口湖。8時ちょっと過ぎにハワイ前に到着。日曜日だというのに釣り人は少なく、珍しいことに風がほとんどない。湖岸の桜は、まだつぼみを大きく膨らませている状態だったが、風が無いため寒くない。1月に訪れたときの、あの身も凍るような寒さがうそのようだ。

 タックルの準備をして、西川の流れ込み付近にウエイディンすることにした。水量は満水の状態で水はクリア。水面を見るとユスリカがハッチしており、小さな魚がつついていた。水温は11度あり条件としては申し分ない。かけ上がりの場所で、シンキングラインのタイプ2を使って釣ることにした。
 
 水面付近ではレインボウと思われる魚がけっこう跳ねている。レインボウは表層を回遊しているのか。ラインをインターミディエイトに替えることも考えたが、とりあえずタイプ2をキャストしてすぐリトリーブし、比較的浅い層をさぐってみた。すると2時間で4匹キャッチすることができた。30cm前後と決して大きくはないが、さすが湖のレインボウだけあって、よく引くこと。中には大きくジャンプするものもいて、なかなか楽しませてくれた。
 このあとアタリがとまったため、カウントダウンして徐々に深い層を狙うことにした。30秒カウントした時にアタリがあり、この層を狙って4匹キャッチ。

 昼食をとってから、3時ごろ西湖からの放水口付近に移動した。西湖からの放水はないものの、水量が多いので、水は十分動いている感じだった。ここで2匹キャッチ。ひさしぶりに魚の引きを十分味わった、楽しい釣りだった。レインボウのほかにも、バス、ブルーギルが合間にちょこちょこと楽しませてくれ、湖の活性は絶好調!といった雰囲気。今が1年のうちで、一番よい時期なのではないだろうか。
/石川信一



4.28.Sat. 神奈川県  芦ノ湖
気温 / ℃ 水温 / 12℃ 晴れ

 10:30AM 。僅かに水面に出た岩に立ち、#10・Type 3 をシングルスペイにて30ヤードキャスト。カウントダウン後、2ストローク目、重い当りをフックセット。リールにラインを収納して慎重にやり取り10分。背びれは僅かに回復していない。他はほぼ完全に野生に帰った、頬から体側の赤が美しい虹鱒でした。53センチ。

 今シーズンは不調が伝えられる芦ノ湖。この時期、湖岸で弱ったワカサギを追い込む激しい鱒のライズをフローティング・ストリーマーで狙うのを楽しみにしています。が、湖岸を群れで回遊するワカサギはまだ元気。ユスリカもハッチはするが散発のライズ。深場を狙ったのが正解でした。これから産卵後のワカサギを想定した釣りは、タイミングが会えば熱く興奮するシーンに出会えるでしょう。


スペイ ダブルハンドロッドで釣った虹鱒
スペイキャスティングの長所は、
*バックスペースがいらない。楽にロングキャスト。 *頭上をフライが通過しない。したがって大型のフライを安全にキャスト出来る。 *フォルスキャストしないので手返しは早い。で、フライが水に有る時間は通常のキャストの比ではない。つまり魚がフライを見ている時間が長い。 *バック不要の為、立ち込みを最小限にでき、結果、魚へのプレッシャーが低い。 *両手を使うため、疲労が少ない。高番手を使えば風に強い。

など、多くのメリットが有ります。近年のスペイブームは、本流、湖などで、今まで諦めていた状況を難なく、楽に釣ることができる為でしょう。是非スペイにチャレンジしてみて下さい。誰も釣れない状況下、その後とんでもない、まず皆さんが湖ではお使いにならないフライで、40センチのこれも野生を取り戻したきれいな虹鱒を追加して、納竿しました。スペイを始めると、自然にウエット、ストリーマーなど大型の美しいフライで釣りたくなります。タイングもまた楽しくなります。
/Y.K.




プールや瀬が交互に現れ、渓相はよいが

24番のミッジでようやくヒット


すがすがしい清涼感とともに、シビアな釣りのストレスも

4.29.Sun. 山梨県 道志川 C&R区間
気温 / 20℃ 水温 / 13.5℃ 晴れのち雨

 道志川では今年シーズンから、2.7kmの区間がキャッチ&リリースとなったそうで、様子を見に出かけてみた。3/15の解禁直後は、フライを流せば、ヤマメがおもしろいように釣れたそうだ。
 河原はそこそこ開けていて、渓相はフライフィッシングには申し分ない。水も澄んでいて、新緑の間を吹き抜けてくる風の気持ちのよいこと。プールや瀬が交互に現れ、ヤマメたちの姿も大勢見える。

 ところが、すでに1カ月半たったこの日には、フライへの反応はかなりシブクなってしまっていた。釣った魚はすべてリリースするため、魚も相当鍛えられてしまっていたのだ。

 緩い瀬でパックン、パックンとエサをとる20cmほどのヤマメを見つけた。これはチャンスとばかりに、私としてはかなりサイズを落としたつもりの、20番のCDCをつけたフライをポチッと魚の上流から流してみた。フイ〜と下から上がってきたヤマメはチロッと横目でフライを見ると、水中に戻ってしまった。「あれま。」
これはどーしてくれようと、今度は思い切って16番のエルクヘアカディスを大胆にもティペットに結んでみた。メイフライやら何やら、様々な虫もハッチしているし以外と、反射的に食ってくれるかも、、、。

 さっきと同じように、そっとキャスト。するとヤマメはサーっと逃げていき、それっきり姿を現さなかったのだった。うーむ。14番ぐらいのドライフライにバシッと魚が出てくれるような、もっと健全な釣りがしたい。
/石川深雪

道志村漁業協同組合 Tel:0554-52-2966
3/15~9/30 C&R専用日釣遊漁証¥1,000







銀山湖に通い詰めて、ようやくキャッチしたイワナ
5.24.Thu.  新潟県  銀山湖
午後1:35頃 気温 /9.1℃ 水温 / 6.9℃ 雨

 今回、初めて銀山にて釣り上げることに成功いたしました。以下、状況をお知らせします。参考になればうれしいです。

風:北西?ダムサイトから只見川バックウォーターへ向けて、強度2〜3くらい
水位:満水時より5m減。水質:少々の濁り有り。透明度:25〜30cm.
ロッド:#8、フライライン:Type、カウントダウン1分。
パターン:グレイゴースト#2。
フックは:DAIICHI 2370 #2
ポイント:片貝の馬の背本流側、船を馬の背に対して、水平に係留。風の関係上バックウォーターへ向けて、キャスト。
魚種:岩魚(♂)サイズ:42cm
/加瀬秀樹



5.26,27.Thu.  長野県  音無川、釜無川
気温 / ℃ 水温 / 14℃ 晴れ時々曇り

 26日は上川を予定していたのですが、入渓場所がわからず、上川上流で支流の音無川というところに入りました。
午後はかなり気温も暑かったです。川幅は4〜5mとあまり広くなく、左右護岸してあり、雨で増水していた感もありました。とにかくドライ中心で、水深のあまりないところ、流れの緩い箇所を中心に流しました。

 釣果はヤマメの稚魚2尾。#14のエルクヘアカディスに喰い付いてくるところは大したものだと思いました。川の周辺は水田が広がり、ちょっとした里川の雰囲気ですが、魅力的とはいえないと思いました。でもそこそこ釣り人は来ていました。
27日、宿を9時過ぎに出発。このまま帰るのも癪だと思い、途中にある釜無川ヘ寄ってみました。長野と山梨の県境上のところで、諏訪から国道20号で南下し、JR富士見駅を過ぎ、「机」という信号のところにある大武川橋を渡り、立場川の出合いの対岸より入渓(階段があり降りられるようになっていました)。

 天気は朝のうち小雨のち曇り。水温は13℃。
本流は水量も多く、多少濁っていました(あれが本来の川の色なのか初めてなのでわかりませんが)。やはり水深のあまり深くないところを選びドライ(ブラックハンピー、アダムスパラシュート、エルクヘアーカディス、いずれも#14)で釣り上がっていましたが、反応なし。

 堰を3つばかり越えたあたりで武智川の合流点にぶつかり、そちらに入ってみました。合流点の川幅自体はは3mくらい、5mはなかったと思います。しかし、水は本流からくらべると格段に澄んでいました。
 出合いからすぐのところは水深も浅かったのですが、反応があり、エルクヘアーカディス#16にヤマメの稚魚がヒットしました。何とかこの日のボウズは免れたものの、まだ欲求不満は残るばかり。そこから30mばかり上がったところ、上に橋が架かっていましたが、その下の水深30cmというところでしょうか、やはりエルクヘアーカディス#16にいきなり20cmのヤマメが掛かりました。

 何ともその出方がダイナミックだったので度胆を抜かれました。何だかんだ同じ場所で頭の20cmを筆頭に15cm前後のヤマメを4尾、15分程の間で釣りました(中にはスレで掛かったのもありましたが)。エルクヘアーカディスの威力を痛感させられたと同時に、立ち寄って良かったと思っています。

 途中、上蔦木付近に「道の駅」があります。手打ちそばが650円で味わえます(もれなく野沢菜も付いてきます)。/小笠原 良行




静かな湖面にボートをおろす。


コンディション、ファイトとも抜群のレインボウ


こんな魚が、ほぼ確実に釣れてしまうレイクタウポ。


トンガリロリバーの下流部。黒い二つの点は釣り人。ロングキャストが必要な豪快な釣り。ヒットすれば魚も大きい。
6.4.〜8. Lake Taupo, New Zealand
気温 / 10℃ 水温 / ℃ 晴れ

 今年も、スポーニング(産卵)のために湖から川へと遡上する、コンディションのよいレインボウを求めてニュージーランド北島の中央部にあるレイクタウポとトンガリロリバーへ。先々週にはまとまった雨があり、魚たちの遡上があったようだ。

 レイクタウポでもこれから遡上を控えた、プリプリに太った弾丸のようなレインボウたちが、川の流れ込み付近を回遊している。その回遊ルートにボートをつけ、フライを12mほど沈めた。朝の第一投目には、アタリがある確率はひじょうに高い。朝もやの立込める中、ラインをキャストする音だけが湖面に響いた。

 3分ほどラインを沈めて、フライをゆっくりとリトリーブ。するとすぐにククッとかすかに引っ張られるようなアタリがあった。ラインが長く出ていて、しかも深く沈んでいるために、手元まで伝わってくるアタリはさほど大きくないのだ。しかし、ここで大きくロッドを上げてあわせないと、はるか先にあるフライはしっかりとフッキングしてくれない。念のため、2度大きくロッドを合わせると、ラインはシューッと走り出した。ロッドティップはボートの真下を向き、ラインは湖の底にむかって走る。確かな手ごたえだ。

 するとボートから遥か彼方でドーンと魚がジャンプした。ボートから30mほどはあるだろうか。一瞬、「おー、向こうで魚が跳ねてる!」と思ったら、なんとそれは今、自分がファイトしている魚だった。湖の底でフッキングした瞬間、魚は一気に水面めがけて突進し、あっという間に水面を割ってジャンプを繰り返していたのだ。まだ、ロッドとラインは水底に向かって走っているというのに。このレインボウのスピードたるや、、、、。

 リールの逆転音と水音と歓声があたりに響きわたった後、ランディングしたのは65cmほどの銀ピカレインボウだった。産卵前でコンディションもよく、見事なプロポーションだ。まったく、このレインボウの素晴らしいファイトと美しさには、感心することしきり。この姿を見られるだけでも、はるばる出かけてきた甲斐があったというものだ。

 トンガリロリバーでは、1本よいレインボウをかけたものの、ジャンプの後、ブッシュに入り込まれバラしてしまった。大きなラン(遡上)のあと、少し落ち着いてしまった感もあり、残念ながら今回は川ではノーフィッシュだった。
 フィッシングガイドにボートを出してもらえば、よほど状態が悪くないかぎり、ほぼ1〜2本はこんなレインボウに出会えるはず。この時期は、魚のコンディションもよく、エアチケットも安いのでお勧めです。夏のドライフライの釣りとは、また一味違った醍醐味が味わえます。/石川深雪




エリアの下流部は開けた河原。


なにやらピンク色の花が満開だった。


枝にフライを引っかける濱武氏の図。


帽子を忘れ、漁師モードの菅原氏。
7.14.Sat.〜15.Sun. 丹沢ホーム 神奈川県
気温 / 30℃ 水温 / 21℃ 晴れ

 7月に入ったとたんに、関東地方の梅雨は消え、連日の夏日になってしまった。こんな時こそ、大きなテレストリアル(陸生昆虫)パターンのフライでエイヤッと釣りたいものだ。

 丹沢は山深いとはいえ、日なたではジリジリと肌を焦がすような陽が射してやはり暑い。が、エリアの上流部はほとんど木陰になっているので、なんとか暑さはしのげた。時々休んでは、ウェーダーをはいたまま水につかり、頭に水をかぶった。暑いときはなおさら水のそばにいると気持ちがいい。木陰もありがたいものだ。

 ホームから上流部では大きなイワナが多く見られた。暑さでやや動きがにぶいのか、14番の黒いパラシュートフライを流すと、追ってはくるのだがバクッといかない。何度も流してようやくくわえてくれた。29cmのイワナだった。


 堰堤の下では、大きな影がうようよと泳ぐのが見られ、10番のエルクヘアカディスをキャストすると、バシャッ、バシャッ、と出たのだがのらなかった。その後、菅原氏が、なんとたてつづけに6匹も釣ってしまった。やっぱり、フライが大きすぎたか、、、いや、おおざっぱなシルエットがいけなかったか。

 夕方、山に陽がかくれると、羽アリが猛烈にハッチしだし、それまで静かだったプールでは、魚たちが狂ったようにライズをはじめた。フライを黒のミッジにしてキャスト。ナチュラルに流してなんとかイワナ、ヤマメ、レインボウを釣った。ライズの嵐のわりには、魚は羽アリとフライをちゃんと見分けるところがニクイのだ。

 夏らしい明るい陽射しの中、変わった柄の虫や蝶、毛虫などがあちこちで現れて賑やかな中、毛虫フライにも魚が飛び出したし、暑いなりに季節感を楽しんだ2日間だった。/石川深雪



9.22.Sat.〜123.Sun. 栃木県 奥日光 湯川&湯ノ湖
気温 / 4〜10℃ 水温 / 13℃ 晴れ

 いつの間にか、今年の流渓シーズンもほぼ終わり。これはいかん!とバタバタ、どやどやと奥日光の戦場ケ原を流れる湯川へと出かけてみた。天気はまたとない快晴で、気温は涼しく、湿度も低い。ところが、さすがに標高が高いだけあって、この日の朝は4℃まで冷え込んでいた。

 先週、訪れた人の話では、まだライズがあり、ぽつぽつ釣れたとのことだったが果たして、、、。川岸に沿った遊歩道を歩き、よさそうな場所でじっと流れに目を凝らす。倒木の下には、ブルックとおぼしき魚が見えるが、流れのなかにライズは見られない。虫は陽の光を浴びてきらきらと川面を舞っているのだが、うーん静かだ。

 一人がようやく、木の下で定期的に繰り返すライズを見つけトライ。 川の中ほどまで立ち込んで、ダウンでドライフライを送り込んだ。何度かのキャストの後、魚がフライに出たのだが、しっかりとフッキングせず、無惨にもバラしてしまった。さらに、腰のあたりまで水につかっていたため、すっかり体が冷えてしまい、ぶるぶると震えがくる始末。
 結局、一人をのぞいて皆仲良く「おでこ」。今シーズン最後の渓流での釣りは静かに幕を閉じたのだった。

 翌日は、湯ノ湖でボートフィッシング。30cmほどのニジマスが1匹づつ釣れ、夕方にはちびブルックの雨のようなライズを、ドライフライで釣って楽しんだ。来年は、もうちょっと早い時期に来ようっと。/石川深雪 

湯川・湯ノ湖 http://www.naisuimen.or.jp/nikko/
photo/ 蔀 雅之



二日酔いのため安易な釣りをする


それでもドライフライに魚が出た


とってもうれしいの図

12.15.Sat.〜16.Sun. 丹沢ホーム 神奈川県
気温 / 3~10℃ 水温 / 6℃ 晴れ

 忘年会をかねた1泊2日の釣りツアー「トラウトまつり」に、総勢10名ほどで出かけた。年末の忙しい時期だけに、さすがに釣り人の数は少なめ。どやどやと団体で川に入っても、行程が長いのでそれぞれのエリアで十分楽しめた。
 冬晴れの暖かい陽射しがあるうちは、ドライフライにもよく反応してくれイワナ、ヤマメ、レインボウが釣れた。が2時半をまわると、陽は山の陰にかくれ空気は一気に冷えてくる。4時を過ぎたころには、早々とロッドをたたんで暖かいストーブの前でコーヒーなぞをいただいた。7月の、あのうだるような暑さがうそのようだ。

 佐藤さんの釣ったイワナ。 佐藤さんの犬。

 和やかで静かな大人の宴会の翌日もまた釣り。動きがやや鈍くなっている人も数名いただが、今年最後?の釣りおさめは、楽しく終えたのだった。/石川深雪

グループでのんびり釣って泊まるには、「丹沢ホームフィッシングエリア」おすすめです。
神奈川県秦野局内丹沢山札掛 Tel: 0463-75-3272
一人1泊2食¥6,800(酒代は別です)遊漁料1日¥4,000




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