Field note 2003
5.14〜15 銀山湖 Text & photo/濱武晃弘

 夜明けと同時に、同行のK氏、S氏とボートで出航。明け方はやはりセーターが必要なほどの冷え込み、朝靄の中北側斜面には残雪が残り、南斜面のサクラはほぼ花が散っている奥只見ならではの風景。
雪シロも入り、水晶も多く岸際の枯れ木もほとんどが湖面下に消え去っている。ここ数週間の増水で、陸上の多くの倒木が湖面に浮かぶので衝突に注意しながらの操船。
朝霧にけむる銀山湖。神秘的な気配が漂う湖だ
 何年にもわたり銀山湖の経験豊かなS氏の判断と操船に身を任せ、船を固定できそうな枯れ木の先端を捜す。
無論アンカーなど届くわけもなく、パラシュートアンカーやエレキなど船を定位させる手段を用意するにこしたことはない。

 移動とキャストを繰り返す中、遠方岸際にライズが見える。ライズの大きさからおそらく岩魚。静かに近づくと岩魚はワカサギを追って、激しくボイル。どんどんこちらに近づいてくる。

 水面直下を優々と我々を気にすることなく、我が物顔で優雅に漂う。それにしても太い。船上から見てビール瓶のような太さ、50センチはゆうに超える。緊張の中、キャストを繰り返すが、彼(彼女?)は水中へ消えていった。神秘的な奥只見の風景、優美な岩魚、本当に来てよかった。前日からの寝不足ぎみの頭も気がつけば、ここの空気のように澄み切っていた。
S氏、M氏と3人でボートに。交代でキャスト
フォークを忘れたS氏。フォーセップを操りラーメンを、、、
銀山湖のみごとなイワナ
 朝一番から、活性が高いのは本当に綺麗なハヤ。ストリーマーによく反応する。最初のあたりはまるで岩魚。ゴンとロッドが入るものの数秒で軽くなる。なぜか私のフライは彼らにとって魅力的らしく、私はハヤマスター・・・・・

その後、私以外の彼らは各自岩魚を手にし、私はばらした1本の手応えを岩魚だと念じていた。

実に充実した2日間だった。魚の気配、奥只見に十分浸ることができた。
誘って頂いた両名に心より感謝。(来年も行きましょう。)

2003年のあなたのフィールドノートをお待ちしています。
詳しい募集要項はこちらをお読みください。


Top page

Copyright(C) 1996- The Funtail Ltd. All right reserved.